
今野 聡司さん
Satoshi Imano
株式会社リンクアンドモチベーション
今回お話を伺ったのは、株式会社リンクアンドモチベーションでエンジニアリング・マネージャーを担当されている今野 聡司さんです。POSSEの活動にどのような魅力を感じ、支援を決めたのか。そして、POSSEで活躍する学生についてどのように評価しているのかをお聞きしました。


Interview 01
サポート企業様インタビュー
仲間と挑戦し、未来を切り拓く。
POSSEで得る経験が、 あなたの可能性を無限に広げる。01
支援の背景と理由
POSSEを支援することになった
きっかけを教えてください。
POSSEをご支援することになったきっかけは、ハッカソンの審査員として参加した際の経験でした。学生たちの高度なプログラミングスキル、チームで協力して課題解決に取り組む姿勢やその熱意に深く感銘を受けました。リンクアンドモチベーションでは、組織と個人に変革の機会を提供することで「意味のあふれる社会」を実現することを使命としています。 この使命の一環として、未来の日本企業や社会を支える学生の成長支援を重要なテーマと捉えています。特に、学生一人ひとりの成長を支援することで、社会で活躍できる人材の育成を目指しています。こうした想いから、POSSEへの支援を決定しました。
他のコミュニティと比較して、
POSSEのどこに魅力を感じましたか?
POSSEの魅力は、「プログラミング力×人格力」を育成する独自の教育方針に共感しました。学生同士が教え合い、励まし合うコミュニティ形式を重視し、プログラミング力だけではなく、リーダーシップやコミュニケーション能力を高める環境が整っている点は唯一無二だと感じています。リンクアンドモチベーションでは、プログラミングのように努力すれば身につけやすいテクニカルスキルだけでなく、習得に時間がかかる「基礎スキル」や「物事への向き合い方」を育むことを重視しています。これらは、一朝一夕には身につかないものの、社会人としての成長やチームで成果を出すために欠かせない力です。弊社のこの育成方針は、POSSEが大切にしている「人とともに成長する」という考え方と非常に親和性が高いと感じました。
支援を決める際、特に印象に残った
エピソードや理由はありますか?
ハッカソンの際に、学生ひとりひとりが本気で良いものを創りたいと考えており、時には仲間とのぶつかり合いも厭わず、チーム全体でプロジェクトを推進する姿を目の当たりにしました。その粘り強さと協力の精神に感銘を受け、POSSEの教育方針が学生の成長に大きく寄与していると実感しました。


02
POSSEの活動と学生の魅力
POSSEの活動で特に感心したものや
印象深いものは何ですか?
POSSEでは、実践的なプログラミングイベントとして、2泊3日のハッカソンや約2ヶ月間のチーム開発などが行われています。これらの活動を通じて、学生たちはプロダクトの企画から開発、発表までの一連のプロセスを経験することで、プログラミング力だけではなく、成果創出にむけた実践力を養っている点に魅力を感じました。
実際にPOSSEの学生と関わる中で、
「ここが他と違う」と感じた点を教えてください。
POSSEでは、入学時に学生がPOSSEの理念に共感しているかを確認していることもあり、単に技術力の向上だけを目指す学生はほとんどいないと感じました。多くの学生が人やチームへの関心を持ち、チームの成長を通じて大きな成果を生み出すことを目指していると感じています。
POSSEの学生に関わる中で、
特に印象に残った行動や発言、エピソードはありますか?
チーム開発の際、ある学生のモチベーションが高まらず、チーム開発自体にコミットしきれていない状況が続いていました。そのチームのリーダーや他メンバーは、その学生を蔑ろにせず、チーム開発に対して注力できていない原因をヒアリングし、時には厳しい言葉を伝えつつ、その学生のやる気にスイッチを入れて、チームを一体化していたことが印象的でした。社会人でも中々身に付けることが難しい「マネジメント」の一部を既に実現されていることに驚きました。


03
POSSEで得られるものと未来
POSSEで4年間学ぶと、社会に出たときにどの
ような強みを持つ人材になれると思いますか?
POSSEでの学びを通じて、学生たちはプログラミング力に加え、チームで協力して問題を解決する力、リーダーシップ、そして自己理解を深める力を身につけることができると考えています。ビジネスの世界では、一人で完結する仕事はなく、顧客に価値を提供して初めて対価を得ることができます。その中で、真に大きな成果を成し遂げるにはチーム力が不可欠です。POSSEでは、こうしたチームを束ね、協力を通じて大きな成果を生み出す力を学生時代に身につけることができる点が非常に大きいと感じています。この経験が、社会人としての成長の基盤となり、将来的な成長角度を大きく高めると感じています。
POSSEで学んだことが、実際の職場や社会でどのよ
うに活かせると感じていますか?
POSSEでの経験は、他者を巻き込みながらプロジェクトを推進し、関係者との円滑なコミュニケーションを図る上で大いに役立つと考えています。実践的なプロジェクトを通じて培った問題解決能力や、先輩後輩間での教え合いから得たコミュニケーションスキルは、実社会で即戦力として応用できると思います。 特に、少子化やAIの進展に伴い、今後のソフトウェア開発では、エンジニアが単独で技術に閉じこもるのではなく、他分野やさまざまな役割を担う人々とコラボレーションする力が求められます。POSSEで身につけたスキルや経験は、こうした時代の変化に対応し、より良い価値を生み出すエンジニアになるための重要な基盤となると感じています。

04
最後に
POSSEを支援することで、
どのような未来を一緒に作りたいと思いますか?POSSEがさらに多くの学生に向けた技術と人格を磨く場として成長し、社会に貢献できる人材を輩出する未来を共に築きたいと考えています。学生たちがPOSSEで得た経験を活かし、社会で新しい価値を創造し続け、結果として日本社会を盛り上げていく人材に成長することを期待しています。
POSSEへの入会を考えている高校生や大学生に向けて、
メッセージをお願いします。POSSEは、仲間と共に成長し、自分の可能性を最大限に広げられる場所だと感じています。ここでは、高め合える仲間との出会いだけでなく、成長を応援してくれる企業とのつながりも得られるという、学生にとって大きなメリットがあります。プログラミングを学びたい方や、社会人としてのベーススキルを身につけたい方は、ぜひPOSSEでその一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。